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縄田健悟 (2013).
集団間紛争の発生と激化に関する社会心理学的研究の概観と展望
   実験社会心理学研究, 52-74. [
本文(PDF) ]

【タイトル】
集団間紛争の発生と激化に関する社会心理学的研究の概観と展望

【要約】
本論文の目的は,集団の視点を軸に,社会心理学における集団間紛争/集団間葛藤 (intergroup conflict) 研究の概観と展望を議論することである。本論文では,集団間紛争の生起と激化の過程に関して,集団を中心とした3つのフェーズから検討した。フェーズ1では「内集団の形成」として,自らの所属集団への同一視と集団内過程が紛争にもたらす影響を検討した。フェーズ2では「外集団の認識」として,紛争相手となる外集団がいかに否定的に認識され,攻撃や差別がなされるのかを検討した。フェーズ3では「内集団と外集団の相互作用」として,フェーズ1,2で形成された内集団と外集団が相互作用する中で,紛争が激化していく過程を検討した。最後に,これらの3フェーズからの知見を統合的に議論し,集団間紛争に関する社会心理学研究の今後の課題と展望を議論した。

【キーワード】
集団間紛争/集団間葛藤,集団過程,内集団―外集団,攻撃,差別,集団間関係

最終更新日:2016/02/25

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